統営が生んだ世界的な音楽家、ユニサン先生の音楽世界を称える統営国際音楽祭は毎年3月開幕祭(6~7日)を起点にして年中シーズン制で開催される、韓国唯一のクラシック音楽祭として、現代音楽と古典音楽が触れ合う「世界音楽交流の場」として注目され、特に開幕祭の期間中に繰り広げられるフリンジ公演では国内外の多くのアマチュア音楽家が参加できる参加プログラムが運営されている。
統営国際音楽祭が「出会い」というテーマで2007年、第6回目を迎える。2007年には故ユニサン先生の1986年の作品「出会いRencontre」をテーマにして、音楽を通じて様々な出会いの場面を映す。
今年で第6回目を迎える統営国際音楽祭はここ5年間の努力によって、韓国を越えてアジアの代表的な国際音楽祭として位置づけられている。統営が輩出した世界的な作曲家ユニサン先生を学び、古典音楽から現代音楽にわたる幅広く、深い音楽的な感動を追求してきた。また、2003年から始まった慶南国際音楽コンクールも2006年、韓国では初めてユネスコ傘下の国際音楽コンクール世界連盟に加盟するなど、発展を遂げている。しかし、統営国際音楽祭はなお留まることなく、2007年にまた新しい跳躍に挑む。